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京都大学戦争遺跡研究会(2018-)

戦争遺跡研究会は、主に戦争の記憶を後世に継承するための活動に取り組んでいます。活動内容は、戦争体験者からの聞き取りや、「戦争遺跡」と呼ばれる明治~昭和までの戦争に関する遺構の調査研究などです。現在、各地の教育委員会や郷土史家、戦友会、有志の方々などのご協力を頂いて「戦争遺跡アーカイブ」を作成中です。当会の活動としては、戦跡の調査研究のほか、戦争体験者からの聞き取り、会報の発行、一般向けフィールドワークの企画、11月祭での展示を主に行っております。本サイトでは我々の活動の一部を公開させて頂きます。ご質問ご意見はyuki0118(アットマーク)gmail.comまでお願いします。2015/16年以前のブログはこちら→http://senseki3.kyotolog.net/ 2017年のブログはこちら→http://senseki.kyotolog.net/ ツイッター @sensenki3

加賀屋家防空壕


大阪府大阪市住之江区には戦時中のコンクリート製防空壕が残っています。



こちらは、現所有者のおじいさまが昭和19年に自宅敷地に私財を投じて建造したものです。
それも自分たち一家の為だけではなく、空襲時に地区の防空壕まで移動できない、高齢者や病人の為に造られたものでもあります。素晴らしい助け合いの精神ではありませんか。

▽出入り口

出入口は二か所あり、いずれも重い鉄扉がついています。

△内部

おじいさまは建設会社をされていたということで、資材調達から施工まですべてご自身でされたそうです。

電灯や井戸が設置されている他、防空壕は二重構造になっており、壕内部にも部屋があります。
数日間暮らせるように生活物資なども保管してあったそうです。

▽碍子


▽電灯のスイッチ
 

▽ソケット
 

▽井戸


▽二重構造の防空壕

当時の技術の粋を集めて造られたことが分かります。

大阪空襲の際には実際に使用され、近所の人々が避難しました。
所有者の方の話では、3回ほど使用されたそうです。

▽現在は倉庫として使用されています




加賀屋様、ご協力誠にありがとうございました。


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三太郎
性別:
非公開

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